アディスアベバ街歩きとあんまり美味しくないエチオピア料理【おすすめのSIMカード】

こんにちわ、わらびです。

アディスアベバに滞在したのは2日間。

目ぼしい観光地は無いので軽く歩いただけですが、それだけでもこの国を嫌いになるには充分な時間でした。

アフリカの旅行ルート

この記事の情報は2023年9月時点でのものになります。

アディスアベバDAY2

アディスアベバには特に目ぼしい観光スポットが無いし治安もそこまで良くないので、ここではSIMカードを買ってエチオピアグルメとコーヒーを堪能することにしました。

まずは、SIMカードを買うためにホテルから大通りに出ると…

そこには交通整理をしている前日会った男がいた。以後「クズ」と呼称。

クズは私を見つけ次第、仕事を抜け出し付きまとってくる。

どこまでも付きまとってくる。気持ち悪い。

なぜ仕事を抜け出してまで付いてくる?

いくら付きまとおうともお金はやらないぞ。帰れ。

クズにSIMカードを購入する旨を伝えると、近くに買える場所があるということで連れて行ってもらうことに。

SIMカードの買い方

アディスアベバでSIMカードの買い方。

従来のエチオピアのインターネット通信は、国が運営する「EthioTelocom」のみでした。

インターネット事業は独占状態だったため、価格競争も無く、通信環境が非常に悪いにも関わらず高額な料金がかかっていました。

ですが、最近ではケニアの「Safaricom」。2023年12月からはフランスの「Orange」も参入を開始しました。

エチオピアの通信キャリア
  • EthioTelecom
  • Safaricom
  • Orange

複数の通信会社が参入したおかげでインターネット料金もぐっと安くなったそうです。

私は、クズのおすすめということで、サファリコムのSIMカードを購入しました。

Safaricomの料金の例
  • SIMカード・30ETB
  • 1週間3GB・100ETB(SNS使用可能プラン)

購入場所はピアッサ地区の「Degol Square」付近の路上。

市内各地に緑のジャケットを着た販売員が座っている出張販売所があります。

ボレ国際空港の到着ロビーでも販売所があります。

エチオピアのインターネット事情

エチオピアのインターネット事情は非常に悪い。

今まで行った国の中で一番悪い。酷い。

何だこれは!青森県か!

となる。

通信が不安定なだけではなく、情報統制のためにfacebookやInstagramなどのソーシャルメディアには制限がかけられています。

また、大学受験など大きな試験があるときはネット経由で情報を仕入れたりカンニングを防ぐために。デモが起きた場合は情報の拡散を防ぐため政府がインターネットを完全に遮断するということもあります。

「Safaricom」「Orange」ではSNS使用可能プランあり。
インターネットは遮断されていても通話は可能。

私が訪れたラリベラでは、2023年8月から始まった紛争の影響で、外部に情報を漏らさないため2ヶ月以上インターネットの遮断が続いていました。

両替商や現地ガイドも外国人がインターネットを使えずレートの確認ができないのをいいことに、とんでもなく悪いレートでぼったくりをしています。

アディスアベバの街ブラ

SIMカードを購入後、やはり付いてくるクズ。

来るな帰れ。

「友人と一緒にアディスアベバを案内したい」

と申し出てくるのだが、お前それどう考えても強盗目的だろ。

具合が悪いのでホテルに帰ると嘘を付くも当然の如くホテルにも付いてくる。

さすがに部屋までは付いてこないので、いったん部屋まで戻り、しばらくしたのちクズが交通整理をしているのとは別の道を通り街へと出かけます。

仕事を抜け出してまで付きまとうとか相当ヤバイ。

アジア人=金

としか考えていなクズ。

クズに不幸あれ。

クズに見つからないようにアディスアベバの街へ揚々と繰り出す。

繰り出したところで、そこまで面白いものは無い。

…無い。

大通りを外れると舗装路は穴だらけで、物乞いの子供たちが群がりべたべたと触ってきます。

子供たちも大概酷い。

エチオピアは中国から多額の支援を受けており、アディスアベバにも多くの中国人が住んでいます。

現地人からすれば借金漬けにされているという自覚は無く、アジア人はただお金をくれる人という認識なのでしょう。

本当に人のことを金としか考えていません。

後にも先にも物乞いやクズにここまで付きまとわれた国はエチオピアが初めて。

コーヒーの原産地であるエチオピアでは、道端にオシャレな路上カフェがいくつもあります。

コーヒー豆の原産国は確かにエチオピアなんですけども、飲料としての歴史はアラビア半島のキャラバンやイスラム教の修行が原点とされています。

また、現在のように焙煎されて飲まれるようになった経緯も不明で、火事の焼け跡から見つかったコーヒー豆が凄くいい匂いなので焙煎されるようになったという説が有力とされています。

1杯50円ほどで本場のエチオピアコーヒーが飲むことが可能です。

酸味が強く後を引くような不快な苦みが無い…?

私はコーヒーが苦手でほとんど飲んだことが無いので、味に関しては他との違いが説明できません。しかし子供舌の自分でも飲むことができるそんな感じのコーヒーです。

まあ美味しいんだと思います。

さあ出ましたよ。お昼ごはん!

エチオピア料理と言えばこの「インジェラ」。

テフというイネ科の植物の粉末を水に溶かし発酵させた生地をクレープのように焼き上げて作るエチオピアの主食。どの料理にも大抵ついてくるエチオピア旅行では避けては通れない食べ物。

非常に癖が強い味で、旅行者からは「マズイ」だの「吐瀉物」だの酷い評判で有名ですね。

確かに酸味が強い味なので慣れないとキツイですが、長い歴史を持つ他国の食文化に対して何たる言いようだろうか?

エチオピア人だって腐った豆や生魚を食べる国の人間に言われたくないでしょうに。

何なら私はインジェラよりも納豆の方が全然ダメ。

あれくっせえんだよね。

それはそうと初めて食べるインジェラは普通にまずかったです。

食後のビール。

エチオピアには昼から開いているバーが多く、おかげでこうして昼間っからビールを飲むことができます。たまに奢れと絡んでくるやつがいて鬱陶しいけど。

値段も1杯60~100円程度で安くて美味しい。

とりあえず見たいものも特に無いのであとはホテルに帰ります。

クズに見つからないように。

おわり

物乞いの子供がしつこく付きまとってくるし、ピアッサでは金目当てのクズに付きまとわれる。

コーヒーは美味しいけど、よくよく考えたらコーヒー自体が好きではないし何なら紅茶派。

インジェラは…、ね?

本当にひどい国という言い方はアレですが、単純に自分には合わない国だなと来て2日目にして実感。

ただしビールが安くて美味しいのはGood。

ギリなんとかなりそう。

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