こんにちは、わらびです。
1か月以上に渡り勝手に繰り広げられてきた灼熱のエジプト旅行もいよいよ終盤。
フルガダでは潜水艦に乗り、ダハブでは自炊に勤しみました。
ダイビングはしなかったけどそれはそれで善き哉。
次は西方オアシス最大の都市「シワ」へと向かいます。
カイロやルクソールと比べるとそこまで有名な観光地ではありませんが、ゆっくりとした時間の流れる不思議と居心地の良い街。
何より人が優しくウザくないのが凄く良い。
この記事ではカイロからシワへの行き方について紹介していきます。
この記事の情報は2023年9月時点でのものになります。
シワへのアクセス方法
エジプト西部、砂漠の中に広がるオアシス都市「シワ」。
あまりエジプト観光ではスポットの当たらない地域ですね。
辺境地域のような立ち位置で西部方面には空港も鉄道も通っていないのでアクセスする方法はバスだけとなっています。
アクセスするにはカイロかアレクサンドリアからになります。
この記事では
- カイロ→シワへのバスでの移動
- シワ→アレクサンドリアへのマイクロバスでの移動
の2種類について紹介していきます。
①カイロからシワ
カイロから西方へのバスを運行しているのは「West and middle Delta」という会社一社のみ。
オフィスの場所はタフリール広場近くのGo busのオフィスから100ｍほど離れた場所にあります。
出発もこのオフィスの前から。
周辺には飲食店や売店が多くあり、トイレはGobusのオフィス横に有料のがあります。
バスのクオリティ
バスのクオリティは、少し古めの車体でシートも壊れている個所もありました。
シートも少し狭めで私が乗った隣には恰幅の良い人がいたので大分きつめでした。
冷房はそこまでキンキンには冷えず、夜寝る分にはちょうど良いかと。
人工氷河期のGoBusとは違い、上着を着る必要もなさそうです。
料金と所要時間
カイロからシワまでのバス料金は300EGP。
Go Busと違い荷物を預けるのにバクシーンは要求されません。
出発は夜の22時で、シワまでの所要時間は約12時間となっています。
アレクサンドリアを過ぎて以降は、何もない砂漠を走り続けるのでそこまで遅れることは無いかと思われます。
途中何度かトイレ休憩があり、軽い売店が併設されています。
レストランなどしっかりと食事のとれる場所はありません。
到着場所
バスはシワの中心部に到着します。
基本的なホテルは全て徒歩圏内。
街の東側のロッジエリアに宿を取っている場合は、事前にホテルにピックアップを頼むとここに迎えに来てくれます。
②シワからアレクサンドリア
シワからアレクサンドリアへの移動方法はマイクロバスを使います。
マイクロバスのスタンドは中心から北の方に通りを少し行ったところ。
南に200mほど行ったところにバス会社のオフィスがあり、そこからもアレクサンドリア行きのバスが出ていますが、マイクロバスの方が安くて速いです。
シワとアレクサンドリアを結ぶ直通便は出ていないので、途中メルサマトルーで一度乗り換えになります。
エジプトのマイクロバスは定員に達し次第出発ですが、シワでは中々人が集まらないので午前の9～11時くらいの間に1本出るようです。
午後の時間帯は不明。
料金と所要時間
シワからメルサマトルーまでの料金は80EGP。
所要時間は3時間ほど。
途中一度休憩があります。
シワとメルサマトルーを結ぶ道。何もない砂漠のど真ん中。
こんなところにも人が住んでいるのですね…
なんて、青森県民の私が言えたことではありませんね。
メルサマトルーに到着したら同じスタンド内で乗り換え。
アレクサンドリアへのマイクロバス頻発しているのでそこまで待つ必要はありません。
料金は85EGP＋荷物料が30EGP。
アレクサンドリアへは4時間ほどで到着しますが、街の手前でバスが故障。
これのせいで1時間以上の立ち往生。
マイクロバスはバスに比べてかなり早い分、こういったトラブルも起こりえるのでそこは一長一短。
シワからアレクサンドリアまではだいたい合計7～8時間ほど。
到着場所
アレクサンドリアでの到着場所は「マハラムベク新ターミナル」。アレクサンドリア最大のバスターミナルでここから各都市への長距離バスが運行されています。
敷地内から市内各所への乗り合いバンが出ているのですが、どれも行き先が分かりにくいのでUberを使うのが無難。
まとめ
- カイロ→シワ（West and middle Delta）
- 料金・300EGP
- 所要時間・12時間
- シワ→メルサマトルー(マイクロバス)
- 料金・80EGP
- 所要時間・3時間半
- メルサマトルー→アレクサンドリア
- 料金・85EGP
- 荷物料30EGP
- 所要時間・4時間
