こんにちわ、わらびです。
エジプト国内では最大の収蔵数を誇り世界的に有名な「エジプト考古学博物館」。
歴史大国だけあって、国内に博物館はいくつかありますが、中でもエジプト考古学博物館は展示物の知名度が桁違い。
人類の歴史上でも特に有名なツタンカーメンの黄金のマスクが展示されているのもこの博物館になります。
カイロ観光…、
いや、エジプト観光では絶対に押さえるべき観光スポットになります。
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この記事は2023年8月時点の情報に基づき作成されています。
エジプト考古学博物館とは?

「エジプト考古学博物館」は、エジプトの歴代王朝とファラオの遺産が展示されるエジプト最大の博物館。
ファラオの遺産など多くの出土品は盗掘や国外流出などによって失われているにも関わらず、収蔵品は20万点以上とされ、全部じっくり見て周ろうとすると1日では全然足りない規格外の展示数を誇る。
人類の歴史上最も有名と言っても過言ではないツタンカーメンの黄金のマスクが展示されているのもここになります。
エジプトの歴史を知る上で絶対に欠かすことのできない場所。
エジプト最大の博物館(2023年当時)ではありますが、展示スペース不足と老朽化に伴い、ギザ地区に建築された大エジプト博物館に徐々に機能が移設されていく予定です。
入場料

エジプト考古学博物館の入場料は一般で300EGP、学生の場合は150EGP。
営業時間
- 日中
- 9:00~17:00
- 最終入場時間、16:15
- 夜間
- 木曜と日曜限定、5:30~22:00
- 最終入場時間、21:00
観光のにかかる時間の目安
ガイド付きだと主要な見どころに絞って2時間ほど。一通り全部見て周るだけでも3~4時間。
あまりにも収蔵数が多いので一個一個じっくり見て周っていたら一日では足りません。
内部に空調は無いので集中し過ぎて熱中症にならないよう注意。
トイレ利用時の注意点
エジプトでは「バクシーン」と呼ばれるイスラム教の喜捨に由来するチップ文化があり、至る所でバクシーンを求められます。
博物館には無料で使用可能なトイレがあり、利用の際には必ずスタッフがバクシーンを要求してきます。
館内の注意書きには「スタッフにチップを渡さないで」と書かれているように、ここではバクシーンを渡すことが禁止されているので注意しましょう。
エジプト観光ではVISAカードが必須
強烈な外貨不足に悩まされるエジプトでは、外貨獲得のために、2023年からは政府が運営する観光施設では現金での支払いが禁止されています。
入場料の支払いはすべてVISAカードでのみ可能となっており、他のブランドは使用不可。
冗談抜きでVISAカード無しでは大半の観光施設には入場できないというのが現状です。
エジプト考古学博物館の見どころ

エジプト考古学博物館は収蔵数は20万点を超えるとされ、そのあまりの多さに圧倒されてしまいます。実際その場に行くと分かりますがシンプルにヤベーです。
展示品があまりにも多すぎるためどこを見ていいのか分からないかと思われますがご安心ください。
この記事で主な見どころ、とりわけ有名な展示物を紹介していきます。
1階、歴代王朝の展示

1階の回廊部分はエジプトの王朝順に展示室が並べられ、まずは正面入って左側の42号室から時計回りに見ていくと歴代王朝順に見ていくことができます。
カフラー王座像

地球上でもっとも固い鉱石のひとつ閃緑岩で作られた「カフラー王座像」。
ギザのピラミッド群では2番目に大きく、視線の先にケンタッキーフライドチキンがあることでお馴染みのスフィンクスもこの人によって建設されました。
書記座像

美術の教科書にも載っている有名な「書記座像」。
実際の大きさは50cmほどと小さめ。

実は、200EGP紙幣にも書かれているのでエジプトに来た際はよく見かけることかと思います。
非常に有名な像ではあるものの、紙幣に書かれていることまではガイドさんは教えてくれないので知らない人がほとんど。
しばし私の200EGP紙幣が観光客から脚光を浴びるのでした。
カ・アベル像

村長の像とも呼ばれる「カ・アベル像」。
エジプトで発見されている実物大の木像としては最古の物で、数千年前の物とは思えないほどの保存状態の良さ。
クフ王像

展示室のガラスケースにひっそりとたたずむ高さ10㎝に満たない小さな像。エジプトの歴史上最も巨大なピラミッドを建設した「クフ王」の姿を模した像。
これは、現在発見されている唯一のクフ王像なので見逃さないように。
ハトホル礼拝堂

「ハトホル礼拝堂」。
博物館には石像だけではなく、テーベ地方で出土されたレリーフが描かれたハトホル礼拝堂までも移設されています。
ハトシェプスト女王のオシリス柱頭部

ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿で発見された頭部像。
ハトシェプスト女王はエジプト王朝初となる女性ファラオで、この像では男性らしさを強調して表現されています。
ハトシェプスト女王のスフィンクス

新王朝時代では最も有名な出土品。
採石場に投棄されていたものが発見され、破片を集め修復されました。
幼少期のラムセス2世像

エジプト史上もっとも偉大な王ラムセス2世の幼少期の像。
指をくわえる姿であどけなさが表現されています。
アマルナ美術


アクエンアテン王によるアテン神という太陽神を唯一信仰する宗教改革の過程で生まれた独自のアマルナ美術。
ツタンカーメンの黄金のマスクもこの芸術の影響を受けています。
2階、ツタンカーメンの秘宝

2階にあるのは、人類の歴史上において最も有名な発見と言っても過言ではない、ツタンカーメン王の秘宝が展示されています。
ツタンカーメンの黄金のマスク

エジプト王朝のみならず、人類の歴史上最も有名な王、「ツタンカーメン」
その代名詞とされ人類の歴史にその名を轟かす「ツタンカーメンの黄金のマスク」。
小学3年生になるまで自分が住んでいる県すら知らなかった田舎生まれのわらび少年。そんな彼が物心着いた当時から何故か知っていたこのマスク。
まあ、そのくらいの知名度があるわけです。
歴代ファラオの中では小規模なだったため、王家の墓では唯一盗掘を免れ歴史的大発見となったファラオの棺は11kgの純金製。博物館では最大の見どころで絶えず人が押し寄せる場所になります。
アラビア語では「ツート・アンフ・アムン|توت عنخ آمون」と呼ばれ、これが転訛しツタンカーメン(正しくは「ツタンハーメン」)と呼ばれるようになりました。
ツタンカーメンの財宝




ツタンカーメンの墓から発見された黄金の財宝の数々。
王としては幼く小規模ゆえに墓荒らしからも見向きもされず、唯一完全な状態で発見されたためエジプトのファラオの中では最も有名となりました。
ツタンカーメンとは比較にならないほどの隆盛を誇った、クフ王やラムセス2世の財宝は一体どれだけの規模だったのでしょう?
ユヤとチュヤのミイラ


「ユヤとチュヤ」は、ルクソール神殿を建設したアメンホテプ3世の王妃ティヤの両親で、現在博物館にはマスクとミイラが展示されています。
二人はともに神官だったとされ、ツタンカーメンは彼らのひ孫にあたるそうです。

エジプト考古学博物館のチケットにも印刷されている有名展示のひとつ。
その他2階の展示物


2階の展示は、ツタンカーメンの財宝を除けば、パピルスや木像など種類ごとに分かれています。
おわり


エジプト考古学博物館は世界的にも有名であまりにも展示物が多すぎる。
きちっと調べて書くとかなり長く時間もかかりそうだったので結構省略してしまいましたが、気になる方は実際に足を運んでその圧倒的歴史をその身で感じてみてくださいな。
特に、物心ついた時から知っていたツタンカーメンのマスクを見た時の感動は忘れられません。