こんばんわ。わらびです。
オルレも残すところあと3日。
もうほぼ終わったようなものだけど、今まで結構頑張ってきたので、今日からはまあ少し楽をしてもいいんじゃないかな?
…どう考えても日程的に間に合わないのでスタンプの回収を優先していきます。
【まずはこちら】
▶ 済州オルレとは?初心者向けガイド
▶ 持ち物・準備編
オルレ11日目
コース9

11日目。今日はコース9を歩く予定。
昨日のうちにコース8の中間スタンプまでは押してあるので、あとはゴールスタンプを押せばコース8は完了となる。
しかも、そのゴールスタンプの場所はコース9のスタート地点と同じ。つまり、コース8の後半は歩かなくてもいいのだ。
実にありがたい。
真面目に歩くのは今日まで。残された日程を考えると、これからは省略できるところはどんどん省略していこうと思う。

コース9のスタート地点はアクセスが悪い場所にあり、乗るバスを間違えてしまった。
気づけば目的地から5kmも離れた場所。
ここからだと、ゴール地点の方が近いので、予定を変更しゴール側から歩いて行こう。
結局、コース8の後半を省略したはずが、バスを間違えたせいで同じくらいの距離を歩く羽目になった。
幸先が悪い。

1時間以上かけてようやくコースへ到着。
しばらくは雰囲気の良い遊歩道が続く。木々が強い日差しを遮ってくれるし、こういう道は歩いていて気持ちがいい。
しかし、楽しい時間は長く続かない。

遊歩道を抜けると、今度は急なオルムの登りが待っていた。
このコースは距離こそ短いものの、このオルムのおかげで難易度はやや高めとなっている。

汗だくになりながら山頂へ到着。
なかなかの景色。
そして、なかなかの発汗量でもある。

ここがコース9の中間ポイント。
やはり予想どおり、多くのオルレ参加者が集まっていた。
さっきまでの道ではほとんど人を見かけなかったのに、一体どこから湧いてきたのだろう?
そんな彼らと比べれば、多少ショートカットを挟んでいるとはいえ、正規ルートをそれなりに歩いている自分はかなり真面目な部類なのではなかろうか。
たぶん。

オルムを駆け下り、そのままコース9は終了。
本来なら3時間ほどで終わる予定だったが、バスを間違えたおかげで所要時間は4時間超え。
ショートカットで楽をしようとした結果、余計に歩くことになるあたり、なかなか人生は思い通りにいかないものである。
| コース9概要 | ↳コース詳細 |
| 距離 | 12.3km |
| 所要時間 | 3~4時間 |
| 難易度 | ★★★ |
| スタート地点 | Daepyeong-pogu |
| ゴール地点 | Hwasun Golden Sand Beach |
コース10

バスを間違えたおかげで、コースを逆方向から歩いてきた。そして今いるのはコース9のスタート地点。
つまり、ここからもう一度ゴール地点まで移動しなければならない。なんという二度手間。
しかもここはすこぶるアクセスが悪く、バスの本数も少ないため、かなり待たされることになった。
今日は朝から何もかもが噛み合わない、もう面倒になってきたでござる。

とりあえずアイスと梨ジュースで水分補給。
本当にきつい。
毎日5リットル近く水を飲んでいるのに、そのほとんどが汗として流れ出ていくので、トイレに行くことがほとんどない。
夏の済州オルレの正規ルートは、冗談抜きで命の危険を感じるレベルで過酷だ。道理で歩いている人が少ないわけである。
もちろん私は普通から少し逸脱した人間なので、今のところ何とかなっている。

午後1時、ようやく到着。
午前7時に宿を出て、バスを間違え、コースを歩き、さらにバス移動。
もし最初のバスを間違えていなければ、10時頃にはここへ着いていたはず、正直なところ、これ以上真面目に歩く気力は残っていない。

歩き始めると、さっそく巨大な岩山が見えてきた。
まさかとは思ったが、さすがに登山道は整備されていないらしい。安心した。

ここから先は車いすでも参加できる区間とのことで、道は非常に歩きやすい。

しばらく進むと、広々とした農地のような場所へ出た。
そこに建てられていたのが、済州島四・三事件の慰霊碑。
済州島四・三事件は1948年に発生した韓国現代史の悲劇のひとつで、南北分断をめぐる混乱の中、アメリカが主導する弾圧のもと多くの島民が犠牲となった。
長い間、公に語られる機会が少なかった出来事としても知られているが、やはり最大の理由といえばアメリカとの関係。
南北分断後、絶えず存在し続けた北朝鮮の脅威。国防に関してはアメリカの力が必要不可欠なので、反米感情を煽りかねない事件は語られず情報も公開されない。
そして、この慰霊碑が建てられているのがアルトゥル飛行場跡。日本統治時代に建設された軍用飛行場で、現在でも当時の戦争遺構が数多く残されている。
批判の矛先を日本に向かわせようとしているのだろうか?

戦闘機を格納していたコンクリート製の施設も点在しており、これは「掩体壕(えんたいごう)」と呼ばれるものらしい。
歴史的な出来事が幾重にも重なった場所だけに、歩いているだけでも独特の空気を感じる。

こうしてコース10は終了。
まだ時間に余裕があったので、このままコース11のチェックポイントになっているオルムへ向かうことにした。
もちろん正規ルートではなく最短ルートである。もう真面目に歩くフェーズは終わった。
地図を確認しながら一直線にオルムを目指す。
そもそもオルムに登る目的は、済州島らしい景色や自然を楽しむことなので、ルート上を忠実に歩こうが近道しようが、美しい景色を見られれば問題ない。
私はそう勝手に解釈している。

遠くに見えるオルムの中に、中間スタンプが設置されている。

時刻は夕方5時オルムに突入。

まだ日没までは時間があるものの、林の中へ入ると急に薄暗くなった。
まさに「鬱蒼としている」という表現がぴったり。
道は分かりづらく、周囲には墓石のような石碑も点在している。かなり怖い。
オルレの公式ガイドでは、午後3時以降にオルムや森林地帯へ入ることを推奨していない。
実際に歩いてみると、その理由がよく分かった。
昼間なら何でもない道でも、夕方になるだけで雰囲気が一変する。
もしここで道に迷ったら、なかなか厄介だろう。
少し道を間違ったが、無事に山頂のチェックポイントへ到着。

これにて本日の行程は終了である。
| コース10概要 | ↳コース詳細 |
| 距離 | 15.6km |
| 所要時間 | 5~6時間 |
| 難易度 | ★★☆ |
| スタート地点 | Hwasun Golden Sand Beach |
| ゴール地点 | Hamo Sports Park |
おわり
今日は朝からバスを間違えるという幸先の悪いスタートだった。
その影響で予定は大きく狂い、コース11に関しては中間スタンプを回収しただけ。実質ほとんど歩いていない。
まあ、しょうがない。
残りの日程を考えれば、これくらいの割り切りも必要だろう。














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