フランス人の道では必見!ステンドグラスが圧巻の「レオン大聖堂」

こんにちわ、わらびです。

サン・ジャンド・ピエ・ド・ポーから始まったフランス人の道のちょうど中間辺り、中世レオン王国の首都として栄えた歴史ある街レオン。巡礼の中継地点としてだけではなく、スペインの観光地としても名高いこの街を代表するのが「レオン大聖堂」。

レオンには見どころが多いので、巡礼で立ち寄った場合は半日も観光できる時間はありませんが、ここだけは絶対に見逃せない観光スポット。

手足が折れでしてない限りは、何が何でも見に行かなければなりません。

レオン大聖堂とは?

レオン大聖堂」は、古代ローマの公衆浴場跡に建てられたゴシック様式の聖堂。

ゴシック様式で作られた荘厳なその姿、張り巡らされた圧倒的な数のステンドグラスは見る者を魅了します。

レオン王国のオルドーニョ2世がレコンキスタでの勝利を記念して10世紀から教会の建築を開始。初期はロマネスク様式で建設されていましたが、13世紀になると現在のゴシックスタイルへとなりました。

着工開始が1255年で完成(左右の塔を除く)したのが1303年、完成までにかかった時間は48年。

ブルゴス大聖堂は350年かかったのでそれと比較するとかなり早い方ですが、ヨーロッパの外と比較するとこの規模の建築に約50年もかかってしまうのは、やはり当時の文明レベルの低さが浮き彫りになってしまいます。

ブルゴス大聖堂に引き続き、何故かこちらの聖堂建築もさっそくディスっております。

入場料と営業時間

レオン大聖堂の入場料は7ユーロ

ブルゴス大聖堂とは違って巡礼者割引はありません。

営業時間は変則的で、季節と曜日で大きく変わっています。基本的にお昼の1時~4時ごろまでは一時的に閉まります。

詳しくはレオン大聖堂のHPで確認してください。

1~4月の日曜、祝日は午前で終了するのでこの時期に巡礼する際は注意。

圧巻のステンドグラス

私がレオン大聖堂に足を運んだ時はお昼の休憩時間中。そう、スペイン名物シエスタである。

しばし周囲をウロウロして再オープン時間を待つ。

旧市街の細い路地にはいい雰囲気のバルが立ち並ぶ。

夏のスペインは日差しが強烈、日陰になる細い路地のお店は人気が高い。路地裏の名店みたいで入ってみたい気もするが、ちょっとディープな雰囲気がして尻込みしちゃう。

一人で旅行は出来ても、一人で焼き肉とか行けないタイプの人。

そして、オープン再開時間が近付いてくると門の前に張り付き、門が開くと一目散に入場。

目に飛び込んできたのが、レオン大聖堂を有名たらしめるのが、見た者を魅了する圧倒的な数のステンドグラス。

13~15世紀にかけて作られた作品が125枚はめ込まれています。

ほんの十数秒足らずですが、この光景を一人で独占していました。

ゴシック様式の大きな特徴が、「フライング・バットレス」という内側に突き出した飛梁。この技術のお陰で内部空間を広く高く使えるようになり、大きなステンドグラスをはめ込み教会内に多くの光を取り込めるようになりました。

レオン大聖堂には「デスマテリアリサシオン」と呼ばれる特徴があり、壁面の石材を極限まで削減し多くのステンドグラスを使用できるようになっています。

従来の建築より少ない柱で多くの荷重に耐える工夫が施されているんです。

長く天井に向かって伸びる飛梁は視覚的に鳥かごのように見えるものゴシック建築の特徴。

身廊の壁の面積は、少なく見積もっても半分くらいはステンドグラス。素人なので見たところで分かりませんが、あのわずかな柱部分に荷重がかかるようになっているのでしょう。

「少ない部分により多くの負荷」

そう聞くと何か思い浮かぶ節がありませんか?

少子高齢化、増税…

そう、現代日本の社会構造にソックリではありませんか!

無能な政治家のつけを払わせられる若者世代、メガネ首相の増税でのしかかる負担、労働力不足で人員にか割り振られる無茶な仕事量、無能の処理できない仕事を押し付けられる優秀な人間。

挙げればきりがありませんが、日本人であればきっとこの「デスマテリアリサシオン」には共感できることでしょう。

美しい光景を前になぜこんな悲しい気持ちにならなければならないのか?

でも、よくよく考えたら自分は働いてないし、海外出てからは税金も収めてなかったや。

以下にステンドグラスの美麗な写真が続きます。

普段あまり使うことが無く、巡礼中は荷物にしかなっていなかった望遠レンズ。

ステンドグラスを撮影するのにまさかの大活躍。

ひたすらステンドグラスを眺め続けること約2時間。美しいものは飽きることなくずっと見てられる。

写真を何枚も撮り過ぎてバッテリー残量も少なくなってきたので、そろそろ他の彫刻や祭壇にも目を向ける。

鮮やかなステンドグラスに目を奪われがちだが、細やかな装飾なんかも充分に凄い。これ単体で見たら驚嘆に値するような作品だが、どうしてもステンドグラスが凄すぎるのでやや霞んでしまう。

おわり

フランス人の道では1,2を争う大きな街レオン。

巡礼で訪れた場合、広い街は半日程度で全て見て周ることはできません。しかし、のっぴきならない状況でもない限り、大聖堂だけは確実に観光しておきたいところ。

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「旅」という言葉が意識高い気がするので嫌いな長期の旅行者です。たまに有益な情報を発信する可能性があるのでお見逃しなく! 実は複数の言語ができるなど無職だが意外とスペック高め…?